永山則夫展・ボールペンの圧力と閉塞感 |
タイトルを思い出せないでいるうち、何日かして その作家がノーベル文学賞を受賞していた。
【料金】2000円(上映料+ランチ)
【問】080-6085-9063 みみずく舎 ミリケン恵子 〈要予約〉
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2017年 11月 17日
9月某日、会期ぎりぎりで 小樽文学館の企画展を観に行った。
空間に圧力を感じる展示だ。 そして、友川かずき「私の花は」が永山則夫の詩だったと、会場を出てギタローに言われて初めて気が付いた。 あ そうか。ああそうか。 もういちど、ちゃんと観ておかないと。と、次の日映画を見に行くのをよして展示最終日の文学館に向かった。 本題の往復書簡。男も女もとても美しい文字で、楷書で、お互いの気持ちをていねいに綴って、無数の手紙のやりとりのなかで深く熱く恋愛している。 いつかふたりで暮らすときのために、一生懸命に生きましょう。と真摯に語り合う手紙を見ながら、また息が苦しくなってきた。 獄中結婚から17年後に死刑が執行され、ふたりが一緒に暮らすことはなかった。 こういう閉塞感。ちょっと前にもあったな。 何だっけ。 臓器をとられるために生まれてきた子供が育って、もしかしたらその宿命からのがれて愛する二人が一緒に暮らせる日が来るのじゃないか。希望をつないで、自分の価値を確かめるために創作してあれこれ試みるけれども、結局どうにもならない話。 タイトルを思い出せないでいるうち、何日かして その作家がノーベル文学賞を受賞していた。 ・・・お知らせ・・・ 【日時】2017年 11月28日(火) 午前10時15分start(9時45分open) 【料金】2000円(上映料+ランチ) 【問】080-6085-9063 みみずく舎 ミリケン恵子 〈要予約〉 台北カフェストーリー公式サイト →コチラ ◆11月28日(火) 19時ごろ~ 第13回酒話会 ◆12/10矢野絢子LIVE ~New ALBUM「ミチスガラ」ReleaseLive!!~ 【日時】12月10日(日) 18:00startです お間違えのないよう。(17:00open) ◆1/15小松崎健・佐藤洋一・幸枝ジョイントLIVE 【日時】2018年1月15日(月) 19:00開演(18:30開場) 【出演】幸枝(フルート、オカリナ)、小松崎健(ダルシマー)、佐藤洋一(ギター) ◆3/4沼娘LIVE (詳細未定) *ご予約、お問合せは ℡0134-61-7930(なまらや)まで
by namara_ya
| 2017-11-17 18:11
| 日々雑多
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